日本でクレーンを売る？それとも海外で？どちらが高く売れる！？

クレーンはクレーン装置によって重量物や長尺物などを吊り上げて運ぶことに特化している機械ですが、そんなクレーンの中でも移動式クレーンにはトラックや建設機械に分類されている数多くの種類があり特殊なクレーンも多くあります。

クレーンと一括りに言ってもサイズや形状等の違いによって用途や需要は様々ですが、各種クレーンを売却する場合に日本でクレーンを売った方が高く売れるのか？それとも海外で売った方が高く売れるのか？もちろん国内で販売したり輸出を行うというわけではなく、買取業者が買取後に行う「販路」に関して、国内販売を行っている買取業者に依頼した場合と海外販売を行っている買取業者に依頼した場合ではどちらの方がクレーンを高く売れるのか、その疑問を解消し各種移動式クレーンの高額売却を成功に導くためにも実態を把握しておく必要があります。

そこでこの項目では、各種移動式クレーンの売却を検討している場合の国内販売と海外販売ではどちらが高く売れるのかという事を第一にクレーンの高額売却に役に立つ内容にまとめていますので、興味がある方は是非最後までご覧ください。

移動式クレーンの種類

移動式クレーンの種類には、普通トラックの荷台部分にクレーン装置を架装し走行体にアウトリガーを装備した高速走行が可能な「トラッククレーン」、キャブと荷台の間にクレーン装置を架装した「車輌積載型トラッククレーン」、1つの運転席でクレーン操作と走行を行うことができる2軸4輪駆動式の「ラフテレーンクレーン」、前後輪駆動・操作が可能な専用キャリアを有し高速走行と不整地走行が可能な「オールテレーンクレーン」、クローラー台車の上にクレーン装置と原動機を備えている「クローラークレーン」、4本のインターロック式アウトリガーを備えている「カニクレーン」など多くの種類がありますが、メインブームに加えて屈折可能な伸縮ブームがついているリーチタワー（ピタゴラス）クレーンやクレーン機能付き油圧ショベルなど細かく分けるともっと多くの種類があります。

国内販売と海外販売はたしてどっちが利益大！？

日本で売ると手間が少なく輸送や管理などコストを抑えることができるため利益が多く残るのではないかと考える方も多いようですが、実際は海外で販売する場合でも国内の主要都市と世界各国を結ぶ専用の船舶企業と提携し、一度に数百台以上ものクレーンやトラック、重機を積載し輸出しますので、コストが買取価格にマイナス影響することはほとんどありません。

国内販路には店舗販売やネット販売、中古トラックオークションなどさまざまな方法があり、インターネットが普及した現在ではネットを活用した広告宣伝や販売に力を入れています。また、業者の中には諸外国の言語に翻訳した海外専門の中古トラック販売サイトを構築する業者も増加しています。これらを受けてもトラック買取業界において中古トラックから生み出す利益に海外での販売がどれだけ重要なポイントであるかは言うまでもありません。

海外製トラック・建機に比べて耐久性や燃費性、機能性等に優れている日本製トラック・建機は世界中で高い評価を得ています。さらに、日本から輸出されてくる中古トラック・中古建機は世界一厳しいと言われている車検や定期点検をクリアしてきたために良質な状態を保っていることに加えて海外製トラックに比べて価格が安いなどというメリットもあり、アジア諸国や欧州・アフリカ諸国を中心に高い需要があります。

しかし、売却を検討するクレーンの種類や形状、年式、走行距離、車輌サイズによっては国内需要の方が高いケースもありますし、最近は大手・中手企業でも費用を抑えるために中古トラック・中古建機も多く導入しているという傾向にあります。

それでは結果的に国内販売と海外販売どちらの方がクレーンを高く売れるのか分からないのかと言われると答えはイエスです。しかしこれは国内と海外の双方から需要があり、より高い重要を見極めることでより高く売れるというプラスの意味ですので落胆する必要は一切ありません。

クレーンを最高額で売却できる優良業者に依頼する！

国内販路または海外販路のいずれかをメインにしているだけの買取業者では業界最高レベルの高額売却を実現させることはできません。クレーンを業界最高額で売却するためには国内と海外の両方の販路を有し世界市場で勝負できる優良業者を選ぶことが絶対条件です。とはいえ、各社が独自の強みを持ち数多くの買取業者がひしめくトラック買取業界のなかからトップレベルの優良業者を判別するには、業界のあらゆるデータを入手し分析する必要がありますので、一般の方にとって本当に上位の優良業者を厳選するのは難しいかもしれません。また、この場合に1社だけではなく複数の優良業者を厳選する必要もでてきます。

ですが、業者の違いだけで数十万円もの差が付くケースもあるクレーン売却で失敗しないためにも上位の優良業者を競い合わせ最も高い値段で売却したいですよね。

業界に関する知識がない場合や時間がない場合でも簡単確実にトップレベルの優良業者各社の査定額を比較するためには一括査定を活用することが最も有効的と言われています。実際にクレーンやトラック、重機を売却する場合に一括査定を利用して売却するひとが急増している理由には一括査定も買取業者同様に運営会社による競争が激しく、より優れた条件を有す優良業者を取りそろえるために日々調査、研究し、より簡素で効率的な査定システムを利用者に提供し続けていることが主な根拠です。

同じ車種・状態が近くても依頼する業者によって査定額は様々

大手トラック・建機買取業者とは言ってもそれぞれが独自の強みを持っていますので、高額買取を得意とする車種や時期には違いがあります。このため、たとえ同じ車種で走行距離や使用年数など状態が近くても査定額に10万円以上の差が付くことも珍しくありません。

また、架装による違いでも多くの種類に分けられるトラックの場合は、車種に対して明確な相場が確立していないことも影響して複数の買取業者の査定額を比較して一番高い査定額を提示する業者に依頼するという事がより重要になってきます。

もし、現在クレーンを高く売りたいと考えている場合はオンライン査定や一括査定を利用することで各社の査定額をメールのみで簡単にチェックすることができます。現在ではオンライン査定や一括査定が高額売却に最も有効かつ簡単な方法ですので、試しに利用してみるだけの価値は十分にあります。