バッテリー上がりのトラックやバッテリーのみの売却はできるの？

トラック買取のよくある質問の中に「バッテリー上がりのトラックを売却することは可能ですか？」「盗難されてバッテリーがないトラックの買取は可能ですか？」「バッテリー本体のみを売却することは可能ですか？」など、バッテリーの問題によりエンジンを始動できない場合や不要になったバッテリーがある場合に、トラック本体又はバッテリー本体のみの買取に対応してくれるのでしょうか。

この項目では、バッテリー上がりのトラックは売却できるのか？トラックではなくバッテリーのみの売却はできるのか？という疑問について分かりやすく解説していきます。

バッテリー上がりのトラックは買取可能なの？正確な査定は？

長期間トラックを使用しないで放置していた場合や、何らかのトラブルで漏電し、頻繁にバッテリー上がりを起こすトラックは、買取業者にとって買取対象になるのでしょうか。

トラックの買取専門業者では、事故車や故障車、不動車、廃車寸前等のトラックでも買取が可能ですので、バッテリー上がり程度のトラブルなど何の問題もなく買取可能です。

また、エンジンが始動できない状態で正確な査定は行えるのか？査定額が下がるのでは？という疑問を抱くかもしれませんが、トラックの買取専門業者では、どんな地域でも無料出張査定に対応していますし、出張査定時には買取業者側がブースターケーブルやスターターバッテリーを持参していますので、バッテリー上がりが査定に影響を与えることはありません。

はっきり言ってプロの買取業者側からするとバッテリー上がりは無問題です。ですので、査定時にバッテリーが上がっていても何の心配もいりません。

盗難などでバッテリーがない場合はどのような影響があるの？

バッテリー上がりの場合は、バッテリーを充電することで再び使用することができますが、バッテリーがない場合は査定にどのような影響があるのでしょうか。

当然、販売する際はバッテリーを付け足す必要がありますので、マイナス査定になることは避けられませんが、バッテリーの価格以上にマイナスになることはありません。

また、事故車や故障車、不動車など、部品取り車として売却する場合も同様に中古バッテリーとしての価値以上にマイナスになることはありません。

トラックと同時にバッテリーの売却は可能？バッテリーのみは？

トラックの買取専門業者では、トラック本体だけではなく、各パーツの買取も行っていますので、トラックと同時に、トラックに付属しているバッテリーとは別でバッテリーを売却することも可能ですし、トラックは売却せずにバッテリーのみの売却も可能です。

基本的に大型・中型トラックにはセルモーターを回すために大きな力が必要ですので、24Vにするために12Vのバッテリーを「直列」で2個装備していますが、小型トラックの場合でも、電力をアップするためや予備バッテリーとして使用するために「並列」で12Vのまま2個バッテリーを装備していることもあります。

大型・中型トラックを多く保有している企業や会社の中には、急なバッテリートラブルに対応するために多くのバッテリーを確保していることもあり、在庫であまっているバッテリーはもちろん、使用済み廃バッテリーでも売却することができますし、バッテリーのみの大量売却も可能です。

また、通常ならば小型トラックは12Vのバッテリー1個で十分ですので、少しでも高く売るために売却する際にはバッテリーを1個外し、外したバッテリーはトラックとは別に売却するようにしてください。

本当にバッテリー上がり？エンジンがかからないのは他に原因があるかも！

エンジンが始動しない原因は、長い間放置していたことやライトの消し忘れなどでのバッテリー上がりが多くを占めていますが、トラックを長い間使用していないと、様々なトラブルが発生し、エンジントラブルやオルタネーター、セルモーター、その他の電気系統のトラブルによりエンジンが始動しない状況を引き起こしている可能性もあります。この場合は、部品交換や修理が必要なため、多くのお金を支払うことになります。この場合、査定への影響はないのか不安になってしまいますよね。

他に不具合があるか不安！そんな場合でも高く売るコツとは！？

単に、ライトの消し忘れやバッテリー自体の劣化が原因でエンジンが始動しない場合はチャージやバッテリー交換することで簡単に直りますので、結論を言うと査定で大きなマイナスになることはほとんどありません。しかし、問題は他にトラブルが発生している場合です。この場合は、トラブルが発生している箇所や依頼する業者によって差が付きます。

いずれにしても高く売るためには業者選びが最も重要なポイントです。まずトラックを高く売るために大切なのがトラックを専門に扱う業者に依頼すること。これは商用車と乗用車の構造の違いもそうですが、一番に需要に最適な販路を確保しているか否かという非常に重要なポイントがあるからです。トラックの高額買取が可能な優良業者にはどのような特徴があるのかご存知でしょうか。トラック業界でも優良と言われている業者は、必ず海外への販路を確立しています。

10年ほど前から伸び悩みを見せていた国内の中古車業界は、平成25年以降はプラスに転じていますが、世界市場と比べると市場規模はかなり狭いものになってしまいます。とは言え、海外販路の確保を大々的に宣伝している業者は多くありますが、海外販路と一括りにしても、その規模にはかなりの差があります。中には輸出業者に販売業務を委託している業者もありますし、輸出国を限定している業者もあります。このような業者の場合は、高額買取ができる車種や形状、状態等が限定されてしまいますので注意が必要です。

本当に、どんな車種や形状でも、どんな状態でも高額買取を可能にする優良業者は日本製トラック需要が特に高い世界数ヵ国に自社の販売拠点を設けています。その点に注目し、優良業者を厳選することで着実に業界最高額を狙えます。また、大量にある新品・未使用、中古のバッテリーをまとめて売却することもできますし、無料出張買取や即日現金払いなど多くのメリットを得ることができます。

ネット査定を活用して各社の査定額を比較する

一昔前までは、トラックの現物を見せて査定を行うことが一般的でしたが、インターネット買取が主流になりつつある現代では、現地に査定員を呼んで査定を受ける必要はありません。インターネットの査定フォームから必要事項を記入し査定を申し込むことで、簡単に査定見積りを取り寄せることができます。しかし、ネット査定には実際にトラックを見せたときに値下げされるかもしれないという不安をお持ちの方も少なくないと思います。

実際は、そんな心配は不要です。虚偽の情報を記入しない限り、ネット査定で提示した査定額から一切値下げしないことを確約している優良業者は多くあります。もちろん、備考欄にバッテリー上りと記入すれば問題ありませんし、査定額にはほとんど影響しません。

どの優良業者が一番高く買取ってくれるのかを確かめるためにも、まずは、各社に競争させて業界最高額を狙える一括査定を試してみることをお勧めします。