低年式や過走行・事故車のバスを高く売るコツを紹介!!
低年式、過走行のバスや、事故や故障が影響して動かなくなってしまった又は壊れているバスの処分をお考えの方の中には、「安く買取られるだけ!」「買取は難しいのでは?」「反対に処分費用を多く請求されそう!」「廃車にするしかない!?」と、様々な不安が交錯して中々行動に移すことができず困っている方も少なくないと思います。
ですが、低年式や過走行のバスでも高く売ることはできますし、たとえ事故車であっても売却することが可能ですので、廃車にする必要はありません。
しかし、乗用車の買取が専門の中古車買取業者のようにバスの買取が可能な買取業者は多くありませんので、高く売却する方法を見つけることができず困っている方も多いと思います。
そこで今回は、低年式や過走行・事故車などのバスを高く売るコツについて紹介していきますので、バスの売却や処分に悩んでいる方や困っている方は是非参考にして頂きたいと思います。
バスの種類・特徴・購入価格
バスは大きく分けて、大型車、中型車、小型車(マイクロバス)に分けられていますが、主に大型車と中型車は路線バスや観光バス、運賃通勤通学送迎バス、契約送迎バスなど旅客(乗客)輸送の対価として運賃を受け取る運輸業(バス事業)に使用されることが多く、小型のマイクロバスは旅客の輸送を行う輸送業だけではなく、自家用としても使用されることも多くあります。
バスの場合は購入費用が高額になり、大型バスで2,700万~4,000万円、中型バスで1,300万~2,000万円、マクロバスで400万~1,000万円程度が相場となり、特殊な機能や架装を追加するとそれ以上の価格になることも少なくありません。
「バスの寿命と買い換え時期は!?」
バスは10年~15年、走行距離が100万kmが寿命とされ買い替えの時期とされることが多いですが、この寿命が指す意味はバス本体の寿命ではなく、安全性や燃費性、排出ガス規制、修繕費などの観点から企業や会社などが設けている寿命の基準ということに過ぎません。
普通乗用車はひと昔前まで10万kmが寿命とされていましたので、バスの場合も10万kmを超えると過走行車であると判断してしまうことが多いようですが、日本製のバスは走行距離が100万kmは優に走行することができますし、日々長距離を移動するバスは1年で10万km以上を走行することも少なくありません。
ちなみにバスやトラックに搭載されているディーゼルエンジンはガソリンエンジンの数倍以上の耐久性があり、大きなエンジンになるほど寿命は長いことが特徴で、大型バスで100万km以上が過走行とされており、走行距離の多さによって年数による寿命は異なりますが、登録から10年が経過したバスは低年式とされています。
日本製バスは、整備を怠っていない限り100km以上走行することもできますし20年以上使用することができるのですが、日本のバス業界では安全性を最も重視しますので、例え整備が行き届いていて安全性能に何の支障もないバスであっても過走行や低年式に定義されるバスは使用可能期間が経過している車輌であるとして買い替えを行うのが実情です。
相場が上がる時期まで待っていれば通常より売れば高く売れる?
相場は日々変動していますので、高く売るために相場が上がるまで待っておこうと考えるかもしれません。しかし、相場が上がるのを待っている間にもバスの価値は下がることになりますので、反対にマイナスになってしまう可能性のほうが高いです。また、その間に故障や不具合が発生してしまえば元も子もありません。
問題は相場が下がっている時期に差し掛かっている場合の不利益です。まして、低年式や過走行のバスの場合は少しでも高く売るために、もう少し待って相場がある程度回復してから売却したいと考えると思います。
そもそも相場というものは買取業者それぞれが独自に設けています。市場相場を基準にしている業者も多いのが実情ですが、重要なのは業者が設定している利益率と様々な基準です。バスを売却する場合、まず相場について注目し、どれくらいの値段で売れるのかをサーチする方が多いですが、実際は各社の相場を見なければ判断できません。
正確に言うと、相場が上がる時期を待つのではなく、相場が高い業者を見つけることが肝心なのです。このため、バスを高く売るためには、相場が上がる時期までまって売却するのではなく、売りたいと考えたときに売却することが基本です。
バスが高く売れる業者とは?他の業者との違い
バスを高く売れる業者にはある特徴があります。バス専門であることはもちろん、注目すべきは買取後どこで販売するのかということです。普通は買い取った中古バスを国内の店舗などで販売すると考えるのではないでしょうか。
もちろん、国内で販売することもありますが、低年式や過走行のバスの場合は国内で販売しても利益は限りなく低いものになってしまいます。これに対し、国内だけではなく海外にも販路を確保していて、数多くのバスを輸出している業者の場合は、低年式や過走行のバスからも多くの利益を生み出すことが可能です。
日本製のバスは北米、欧州、中近東、アジアを中心に海外から非常に人気があり、低年式や過走行等の価格の安いバスは特に人気があります。中には、海外大手業者との取り引きに加え、海外に自社の販売拠点や整備拠点を設けている
大手業者も存在します。
海外販路のみに限定してしまえば多くの業者が確保している強みですが、海外の販売大手との提携や世界各地に拠点を構えている専門業者はわずか10社程度しか存在せず、日本から輸出されている年間3万台超のうちの過半数を大手業者が占めています。
大手業者には無料出張買取や即日現金払いなど多くのメリットがあります。とは言え、バスを業界最高額で売るためには、複数社の査定見積りを比較する必要があります。確実・簡単に業界最高額でバスを売却するためにも、まずは一括査定を利用して優良業者各社の査定額を比較してみてはいかがでしょうか。