トラック買取｜セルフローダーの査定額を上げて一番高く売るコツ

セルフローダーはセルフ車の中でも最も需要が高い重機運搬車ですので、セルフローダーの売却を検討している方にとって、相場より10万円でも高く売りたいと考えるのは当然のことです。

セルフローダーはトラックの中でも新車購入価格が高額になりますので、新車よりも中古セルフローダーを購入する方が多いという特徴があり、買取業者では中古セルフローダーの基準査定価格が高く設定されています。

そこでこの項目では、セルフローダーの査定額を上げて一番高く売るコツについて紹介していきます。

■セルフローダーの特徴

セルフローダーは重機運搬車（セルフ車）の種類の一つで、トラック架装メーカー・建設用クレーンメーカーのTADANO（株式会社タダノ）の登録商標になります。

作業時には、キャブと荷台の間に備えているロングジャッキでトラックの前方を持ち上げ、車体を傾斜させて重機や建機を積載し、目的地まで運搬します。

また、セルフローダーには自走できない車輌の積載をサポートするラジコン操作が可能な「ウインチ」や、折りたたみが可能な「ハサミ式」荷台にあゆみを格納できる「オートスルー」などの「自動あゆみ」を装備しているタイプもあります。

また、セルフ車には荷台が後方にスライドし、地面とフラットになった荷台に重機や建機を積み込むセーフティローダーやスライドキャリアもありますが、重機運搬車の中で最も需要が高いのがセルフローダーです。

高く売るためには専門の買取業者に依頼することが必須！

セルフローダーやダンプ、クレーン車など、商用車の正確な査定を行うには、査定や整備などの専門知識や商用車に特化した買取後の販路を確保している必要がありますので、セルフローダーを高く売るには、商用車専門の買取業者に依頼するということは必須条件です。

商用車専門の買取業者では、高年式や走行距離が少ないなどの条件の良いセルフローダーだけではなく低年式や過走行のセルフローダーや、事故や故障、水没などの影響で破損や修復歴がある場合でも、ボロボロで廃車寸前の場合でも問題なく高く売ることができます。

また、買取業者はユーザー車検よりも安く車検を通すことができる独自の車検ルートを持っていますので、車検が切れている場合でも、車検費用がマイナスになることはありません。

トラック専門買取業者のなかには、日本国内に様々な販売ルートを確保している以外にも、アジア諸国や欧米諸国、欧州諸国など、世界中の市場に参入できる販売ネットワークを展開している大手、中手の業者も多く存在します。

これは、海外で非常に高い人気を得ている日本製中古トラックが国内相場以上に高値で取引されていることや低年式、過走行、事故車、故障車など状態が悪くても多くの顧客を確保できることが要因で、中古トラック買取後に国内のみで販売する買取業者に比べ、圧倒的に高額買取ができます。

買取価格が高額となるトラックの中でも、特に販売価格が高い特殊なトラックは、安く購入できる中古車輌に人気があります。セルフローダーは国内外からの需要がありますので、それぞれが最も高額で取引できる最適な販路が選択されることになります。

もちろん、セルフローダー本体だけではなく、修理やメンテナンス用に中古パーツも多く必要となりますので、事故車や故障車、不動車、廃車寸前などの部品取り車も多く必要とされています。

セルフローダーを高く売るために査定額アップを図っておく！

査定前に外装や内装の洗車・清掃を行い、見た目をキレイにしておくことはセルフローダーを高く売るために大切な作業です。

また、査定ポイントでもある「取扱説明書」や「定期点検整備記録簿」などの必要書類のチェックや、ラジコンなどの標準付属品や追加装置の説明書・付属品も揃えておくようにしてください。

簡単なメンテナンスや必要書類・パーツの有無をチェックすることでマイナス査定を未然に防ぐことができて、数万円単位の査定アップを図ることができます。

時間に余裕がない方は行わなくても大きなマイナスにはなりませんが、1日あれば十分に終わる作業ですので、セルフローダーを少しでも高く売るために是非実践しておいてください。

確実に最も高い値段で売却できる買取業者を見つける方法