乗用車も状態によってはトラック買取業者のほうが高く売れる!?
私たちの移動手段として大いに活躍している乗用車ですが、長年愛用してきた乗用車もいずれは売却の時期が来ます。乗用車を売却する際は中古車買取業者に依頼したり、ディーラー下取りで次に購入する新車価格から差し引いてもらうことが一般的になっています。
中古車買取業者・ディーラー下取り以外にも乗用車を売却する手段はありますが、その中でも現在脚光を浴びている「トラック買取業者」に乗用車を売却した方が高額で売却できるケースが多くあります。
低年式や過走行、事故車、故障車、修復歴車などは国内での需要が限りなく低いのに対して、海外では非常に需要が高いことはご存知の方も少なくないと思いますが、トラックや重機の買取・販売を専門にしているトラック買取業者がどうして乗用車を高く買取ることが可能なのでしょうか?
本記事では、現在乗用車の売却をお考えの方に有利な情報をまとめていますので、興味のある方は是非最後までご覧頂きたいと思います。
日本製自動車の特徴と海外需要
自動車産業トップクラスをひた走る日本製自動車は、機能性や耐久性が非常に高いと世界中で高く評価され、世界シェア(販売台数)で世界トップを誇っているトヨタをはじめ、ホンダやスズキなど10位以内にランクインしている国内大手の自動車メーカーが世界に活躍しています。
皆さんも、一度は日本の自動車が海外で走り回っているのをテレビ等でご覧になったことがあると思いますが、高年式の自動車よりも10年、20年以上も前の古い自動車がほとんどだと感じた方も多いのではないでしょうか。
これは、海外の方が自動車に最も求める耐久性や、破損や故障が生じても修理を行いエンジンがダメになるまで乗り潰すのが主流ということが大きく影響しており、自動車を30年以上使用することも一般的で、海外製自動車に比べても、耐久性が非常に高い・故障が少ない・整備がしやすい、という大きなメリットを持つ日本製自動車が世界中で脚光を浴びています。
低年式や過走行の自動車の方が人気の日本製自動車を安く手に入れることができるため、新車や高年式の自動車よりも需要が高いことが特徴です。また、事故車や故障車、不動車等の自動車も多く必要とされている要因には、部品取り車や中古部品、リビルトパーツが高い需要を持っていることが影響しています。
乗用車を高く売るためにはここを見る!!
乗用車を高く売るために最も重要になるのが「中間マージンの有無」「豊富な販売ルート」です。中間マージンが不要になるだけで多くの金額を買取価格に反映することができますし、国内外に豊富な販売ルートを確保していることで車輌の状態に関係なく、乗用車の価値を最大限に引き出した買取価格を提示することができます。
また、出張買取が可能か?手続きの代行は可能か?料金は必要か?など、面倒や手間や手続きを簡素化することができるのかという点も重視してチェックする重要なポイントです。
中古車買取業者やディーラーの実情!?
中古乗用車の買取・販売を専門にしている中古車買取業者では、国内の店舗やオートオークションで販売されることがほとんどですし、買取から販売までに多くの中間業者が介入し「中間マージン」が手数料として差し引かれることが一般的です。
もちろん、全ての中古車買取業者が当てはまるというわけではありませんが、多くの大・中企業がこのスタイルを採用していることが実情です。また、ディーラーは販売がメインですので、高く売ることができないことは論外ですし、そのディーラーで次の乗用車を購入しない場合は利用することができません。
これらの中古車買取業界では、国内で再販が難しいとされる事故車や故障車、修復歴車、低年式、過走行など、状態によっては買取自体を断ることや、限りなく低い価格を提示されることがほとんどです。
商用車専門の買取業者の方が高く売れる秘密!?
トラックと乗用車では異なる構造や機能を持つため、たとえトラック専門の買取業者が乗用車の買取が可能であっても、その後の整備が難しいため多くのコストがかかるのでは?また、客層が違うので売り切れない可能性もあるのでは?など、どうしても減額への不安が付きまといます。
しかしその本質は、最近ではコンピュータ制御されているトラックも多いため乗用車よりもはるかに高度な技術を取り入れているケースも多くあります。それに加えて、特殊な機構を有する架装装置をはじめ商用車にはガソリン仕様、ハイブリッド仕様のエンジンが導入されているものも多くあります。
つまり、商用車の整備が可能な整備士であれば乗用車からトラック、建機、電力機械など幅広く対応できます。整備に関しては乗用車より上位な技術や知識を有するため何の問題もありませんし、優れた品質と信頼性のある部品供給ルートを確保していますので、乗用車用の部品でも格安で入手することができます。
さらに、乗用車よりもはるかに大きいトラックを扱うため自社で大規模な整備工場を確保している大手、中手の買取業者も多く、買取から販売までを一手に引き受けるため中間手数料を一切必要としないケースがほとんどです。日本製乗用車も同様に日本製トラックは海外からの需要が非常に高く、海外市場は国内市場よりも高値で取り引きできるという利点を活かした「海外販路」を多く確保しているという点が最大の強みです。
トラック専門の買取業者に依頼するメリット!
トラック専門の買取業者に買取を依頼することで、世界市場で対象の乗用車を最も高く取引できる需要に対応できます。事故車・故障車・不動車といった状態に関わらず高く売れる可能性など、多くのメリットがありますが、トラック専門の買取業者のなかには、車輌引き渡し当日に全額現金で支払う「即日現金払いサービス」を設けているケースが多くあり、手渡し、振り込みのいずれかを選択することも可能です。
乗用車の買取業者の場合は、車両引き渡し後、最低でも1週間程度の期間が必要になり支払い方法も「振り込み」が基本ですが、その場で全額現金で受け取れるのはトラック買取業者を利用する魅力の一つです。
また、トラック専門のオンライン査定フォームには、トラックの主要メーカーや形状などを簡素的に記入できるシステムを取り入れていますが、乗用車の場合は備考欄に記入することになります。そして備考欄に記入した車輌情報に虚偽が無い限り、その後に一切減額しないことを約束している大手・中手の買取業者の場合は、創業から数十年以上事業を継続していて、テレビやラジオなどでもお馴染みの老舗店がほとんどですので、信用性が高く安心して利用できるのも魅力です。
トラック専門の買取業者に依頼することで乗用車の買取業者に依頼する場合と比べてどれくらい査定額が上がるのかを確かめるには、時間や手間がかからないオンライ査定や一括査定を活用することが効率的です。