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名義(所有者)が違うトラックは売却できるの?名義変更は必要!?

トラックの売却をお考えの方の中には、親や知人から購入・譲渡(譲り受けた)されたトラックで、名義人が自分ではなく他の人になっている、又は自分で購入したトラックだけど車検証の所有者欄(名義人)がローン会社になっているなど、何らかの理由があり名義人以外の方がトラックを売却しなければならない状況になる事もありますが、名義人が自分ではないトラックの売却は可能なのか?それとも事前に名義変更を行う必要があるのか?などについて悩んでいる方も少なくありません。

a0002_004779結果的には、それぞれ方法に違いがありますが名義人が違うトラックであっても売却することが可能です。

そこで今回は、名義が違うトラックを売却する方法について紹介していきます。

名義人が違う人の場合は名義を自分にしないと売れないの?

名義人は車検証に記載されている「所有者の氏名又は名称」という欄で確認することができます。通常はこの欄に記載されているひと又は会社が名義人ということになりますが、ローンが残っている場合はこの欄がディーラーや信販会社になっているケースもあります。

名義人はトラックの「権利を有し義務を負う者」のことを意味しますが、名義人が自分と違う場合は権利がないので、他の人が所有するトラックを売却することができません。車検証の名義人と実質上の所有者が異なる理由は、親族が名義人でお亡くなりになっている場合、ローンの返済がまだ残っている場合、他の人から譲り受けたが名義がそのままの場合、この3つが大多数を占めますが、それぞれ名義変更手続きにも違いがあります。

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それでは名義変更を行った後しか売れないのかというと、そういうわけではありません。
「買取手続きの際に名義変更手続きを並行して進める必要がある」ということです。

名義変更は場合によっては面倒な手続きや手間が必要になるケースもありますが、実際はほとんどの買取業者は名義変更手続きを代行してくれますし、自分が行うのは業者から指示のある必要書類などを揃える程度ですので何の心配もいりません。

トラックの名義人が他の人になっているケースの売却方法

名義変更を買取業者に依頼する場合の必要書類

買取業者に依頼するのであれば名義人が違うままの状態で売却手続きを行うことができますが、そのトラックを譲渡されたことを証明する書類など、通常の売却時とは違う書類を用意する必要があります。

必要書類

  • ・譲渡証明書
  • ・名義人と自分の印鑑証明書
  • ・名義人からの委任状
  • ・車検証
  • ・車庫証明

4b789e014fa224aac9fa936dac10f498_s上記の書類を用意することで、1万円~2万円程度の手数料が買取価格から差し引かれますが、買取業者に名義変更と共に売却を依頼することができます。しかし、面倒な手続きや手間が多くても自分で名義変更を行いたいという方は、陸運支局で別途書類を用意する必要があります。

トラックの名義人がローン会社になっているケースの売却方法

ローンの支払いが残っている場合はトラックの名義人(車検証の所有権欄)がローン会社(自動車販売店・クレジット会社)になっており、自分は使用者という事になっていると思いますが、トラックの買取が専門の買取業者であれば、ローン返済中のトラックであっても買取業者側が売却する車両の一括返済やローン振り替えサービスを行ってくれることも多くありますので、これといった面倒な手続きもなく売却することが可能です。

58746aaa98971ea1c611516722f9430e_sまた、用意されているサービス内容には各業者によって違いがありますので、インターネット無料査定などで事前に問い合わせてみましょう。

トラックの名義人が死亡してしまっているケースの売却方法

親兄弟などの親族関係の方から譲り受けたトラックで名義人が死亡している場合は、亡くなった方に必要書類を用意してもらうことができませんので、遺産相続の際に作成した遺産分割協議書や名義人が死亡していることを証明する除籍謄本などを用意してトラックの所有権を自分に変更(相続)する必要があり、名義人が違うトラックを売却する方法の中でも用意する書類が複雑で一番面倒な作業が必要になってしまいます。

必要書類

  • ・死亡した名義人の除籍謄本
  • ・戸籍謄本
  • ・車庫証明
  • ・遺産分割協議書
  • ・印鑑証明書

35219a6d2e30a346a05d850be3c13ebb_sまた、遺産分割協議書に記載されている売却するトラックに相続者が複数者(共有)いる場合は、売却するトラックの相続人になっている方全員から許可を得る必要があり、相続人全員から遺産分割協議書に署名・捺印してもらう事と全員分の印鑑証明を用意する必要があります。

しかし、売却するトラックの相続人である方の内1人でも売却に合意しない場合は、トラックの売却が困難になってしまいます。

まとめ

名義人が違うトラックを売却する事は可能ですし、名義変更を買取業者に依頼することもできますが、手続きや書類を揃えるのに余分な手間や時間が必要になり、通常の売却よりも面倒な作業が多くなることは間違いありません。面倒な思いをしてまでトラックを売却するのですから少しでも高く売りたいですよね。

b98187799fa158f47e7e72e195a9d73a_sそんな時は、トラックの買取専門業者に依頼してみてはいかがでしょうか。トラック買取業者に依頼すれば他の買取業者よりも手続きがスムーズに済みますし、トラックをより高く売ることができます。

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