トラックを長持ちさせるためのメンテナンスや運転方法とは!?
トラックには頑丈なディーゼルエンジンが搭載されていますので、普通乗用車の倍以上の耐久性がありますが、扱い方によってはトラックを普通よりも長持ちさせることもできますし、寿命が短くなってしまうこともあります。
誰しもが、トラックを長く使いたいと思うはずですし、購入当初は大切に扱っていたと思います。しかし、年月が経つうちにメンテナンスを怠っていることはありませんか?また、普段から荒い運転を行っていませんか?トラックを長持ちさせる!寿命を延ばすためには定期的なメンテナンスやトラックに負担をかけない運転が大切で、これを行っているか否かで、いずれトラックを売却する時の価格にも大きな違いが出てきます。
今からでも遅くはありません。少しでもトラックの寿命を延ばすためにも今回紹介するメンテナンスのポイントを実行に移して頂きたいと思います。
そこで今回は、トラックを長く使用するための大切なメンテナンスのポイントとトラックに負担をかけない運転方法について紹介していきます。
▼目次
トラックを長く使用するための大切なメンテナンスのポイントとは
「エンジンルームの開閉方法」
まず、トラックのメンテナンスを行うにはエンジンルームを開閉する必要がありますが、トラックのエンジンルームの開閉方法は、キャビンを持ち上げるタイプと普通乗用車のようにフロントパネルを開閉するタイプの2種類があります。
キャビンを持ち上げるタイプでは、チルトロックレバーのロックを押し上げたままチルトロックレバーを引っ張ることでキャビンを開閉できます。また、フロントパネル式のタイプでは、車内のフロントキャビン開閉ロックを引いてロックを解除し、フロントパネルのロックピンを外すことで開閉することができます。
「オイル交換はとても重要なメンテナンス」
トラックの命でもあるエンジンを正常に機能させているのは「エンジンオイル」で、エンジンオイルは人間でいう血液と同じくらい重要な部分です。
エンジンオイルは潤滑油と呼ばれる粘性の液体で、主に、エンジン内部の様々なパーツに対して、汚れをキレイにする「洗浄」錆の発生を防ぐ「防錆」部品の摩耗を防ぐ「潤滑」シリンダーとピストンの隙間を埋める「密着」エンジンの熱を冷ます「冷却」と、エンジンにとって5つの重要な役割を持っており、エンジンオイル交換を怠っていると、エンジンオイルの粘度がなくなりサラサラの状態になってしまい、エンジンの機能を低下させるだけではなく、様々なトラブルやエンジン自体をダメにしてしまう原因となります。
もし、エンジンオイルの交換を怠って劣化したエンジンオイルを使用していると確実にエンジンの寿命が短くなるだけではなく、オーバーヒートやエンジン焼き付きが発生しエンジンに致命的なダメージを与えてしまいます。
理想的なオイル交換時期は2tトラックで20,000km、4tトラックで30,000km、大型トラックで40,000km以内にはオイル交換を行うようにしてください。
また、トラックに使用されているオイルにはエンジンオイルだけではなく「ミッションオイル」や「デフオイル」「ブレーキオイル」なども使用されており、これらのオイルも走行に重要な部品を正常に機能させる潤滑油となり、オイルが劣化すると部品の劣化を早めると共に、ミッションやデフの焼き付きやブレーキが効かなくなってしまうなど、トラックのトラブルだけではなく事故に発展する可能性もありますので、当然これらのオイルも交換する必要があります。
ミッションオイルとデフオイルの交換時期は20,000km、ブレーキオイルの交換時期は12ヶ月以内に交換するようにしてください。
「エンジンルーム内の各種液体の残量確認」
エンジンルーム内にラジエーターリザーバタンク(冷却液)やウォッシャ液タンク、バッテリー液、上記で紹介したブレーキオイルタンクなど、エンジンルームを確認するとトラックに重要な液体を簡単に確認することができますので、早目の補充や交換を心がけてください。
これらの方法を活用出来ない場合などは、ぜひ査定にお申し込みください!
トラックに負担をかけない運転方法とは
■暖機運転
エンジン始動直後はエンジンや各部品が冷えていますので、負担が大きくなってしまいます。エンジンを始動してからすぐに運転するのではなく、アイドリングで数分間エンジンを温めてから運転を開始するようにしてください。
■急発進、急加速、急ブレーキ
急発進や急加速は燃費が悪くなるだけではなく、急激にエンジンに負担がかかりますので、エンジンの劣化を早めてしまいエンジンに傷が付いてしまうこともあります。また、急ブレーキはブレーキパッドやタイヤの寿命を縮めてしまいますので、「急」のつく運転は避けるようにしてください。
■半クラッチ
トラックは様々な場面で半クラッチを使用するシーンがありますが、半クラッチを多用しすぎるとクラッチ板の摩耗を早めてしまい、摩耗した成分等がエンジンオイルやミッションオイルに混合してオイルの汚れを早めてしまいます。ですので、必要以上に半クラッチを多用することは避けるようにしてください。
「これらの方法が活用できない」という場合も、ぜひ査定をご利用ください!
トラックを長持ちさせることで高く売れる!?
トラックを長持ちさせるために定期的なメンテナンスを実施したり、トラックに優しい運転を心がけることで、トラックを売却する時期を迎えても高く売ることができます。
トラック買取時には査定を受けることになりますが、その際に査定士はそのトラックが大切に扱われていたか否かが買取価格を大きく左右する重要なポイントになります。
つまり、大切に扱われていたトラックは定期的なメンテナンスやトラックに優しい運転が行われていたと判断されて、低年式や過走行のトラックでも高い買取価格が付くことも少なくありません。
大切なトラックをより長く乗れるように、定期的なメンテナンスの実施やトラックに優しい運転を心がけて頂きたいと思います。
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