トラックの廃車に関する豆知識とかなりお得な廃車方法とは！？

トラックの廃車には「大きな事故を起こした」「古くなり頻繁にトラブルが発生する」「修理費用が高額」「新しいトラックに乗り換えるため」など、廃車を決意する理由には様々なものがありますが、トラックの廃車をお考えの方にとって、廃車に関する知識がないとトラブルにつながってしまうこともあります。

e8701d7b30d97b211ec2b4def03446c9_s さらに、トラックには「かなりお得な廃車方法」が存在しますので、得をする廃車方法を活用することで簡単かつお得にトラックを処分することができてしまいます。
この記事では、トラックの廃車に関する豆知識と、かなりお得な廃車方法について紹介していきます。

トラックの廃車に関する豆知識

「廃車手続きには2種類の方法がある」

6bf862a00462fac02aa702c8adf324fb_s トラックの廃車手続きには「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2種類の方法があり、それぞれメリット・デメリットがありますので、今後一切そのトラックを使用しないか、今後またそのトラックに乗る可能性があるのか、によって選ぶ廃車手続きが変わってきます。

①永久抹消登録

永久抹消登録は、すでにトラックを解体済の場合や災害等によりトラックが使用できない状態になった場合などに行う廃車手続きで、その名の通りトラックを解体して永久にトラックの存在を抹消することが前提ですので、手続きを行うことで今後二度とそのトラックを使用することはできません。

永久抹消のメリットとして、自動車税を支払う必要がなくなることと、車検が1ヵ月以上残っている場合には重量税が月割で戻ってくるなどがあります。

②一時抹消登録

長期間トラックを使用しない場合など、しばらくトラックに乗らない時に行う手続きで、トラックを解体するのではなく一時的にトラックを廃車状態にすることができます。

一時抹消のメリットとして一時的に自動車税の支払いを止めることができたり、申請を行えば再び使用することができるなどがあります。また、デメリットとしては今後トラックを使用する・使用しないに関係なく再度手続きが必要、車検が1ヵ月以上残っていても重量税が戻らないなどがあります。

部品取りの制限

b040d376b94474da99c8047ee761081c_s トラックを抹消登録する場合に、高いお金をはたいて購入したトラックですし、どうせ廃車にするのだから使える部品は取っておこうと考える方も多いと思いますが、永久抹消のトラックからの部品取りは「自動車リサイクル法」によってかなりの制限が設けられています。

◎自動車リサイクル法

自動車リサイクル法とは2005年に施行された法律で、不法投棄によるゴミを減らし、資源の無駄遣いをしないために廃車資源の再利用の義務づけ等、車の所有者及び関連事業者、自動車メーカー、輸入業者に自動車を解体するまでの役割を定めたものです。

永久抹消手続きを行う前であれば部品の取り外しや交換は、改造・修理・整備にあたりますが、自動車リサイクル法により、永久抹消手続き後の部品取り外しや交換は「解体」にあたるとされています。

ですので、永久抹消手続きを行うことで「使用済自動車」扱いになり、解体業の許可を受けた者以外は解体することはできません。解体業の許可を受けていない者が許されているのは「最終所有者の依頼を受けて取り外すことができる付属品」のみです。

8f18457a4ef67ce0bbe664f1dad8818e_s 付属品とは「オーディオ・カーナビ・ETC・ドリンクホルダー」などの後付けアクセサリー部品と、純正部品が残っており交換することができる社外部品など、「取り外しても走行に支障がない付属品」に限られています。

例として、走行に支障がある社外サスペンションなどの取り外しは「解体」にあたりますので、解体業の許可なく使用済自動車から部品をとる行為は自動車リサイクル法違反の「無許可営業」にあたり「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金」に処せられます。

トラックの「かなりお得な廃車方法」とは

廃車にするトラックにわざわざお金や手間をかけたくないと考える方は少なくないと思います。

b48861a61ed35b0a40ff77637be38d9d_s また、廃車寸前という例えがありますが、一口に廃車と言っても、廃車に至る経緯は様々で、大きな事故を起こしてしまい全く動かなくなってしまった状態のものや、まだまだ使用することができるキレイな状態のものまで、様々な状態のトラックがあると思いますが、どれだけボロボロのトラックであっても、動かなくてしまったトラックであっても、面倒な手続きに加え高い廃車費用を支払ってまでトラックを手放す必要はありません。

普通乗用車の場合でも廃車する車を無料で引き取る廃車専門店がありますが、廃車する車の状態によってはスクラップ費用が必要となる場合が多くあります。

しかし、トラックの場合は使用できる部品が数多く残っていますので、廃車を考えるようなトラックであっても買取が可能です。また、廃車はもちろん、事故車や水没車、不動車、災害者など、どんな状態でも買取可能で、廃車費用を支払うどころか現金を受け取ることができます。

15b779dd15b1c7710f668a8a24541822_s さらに、トラックの状態によっては高価買取も行っていますので、廃車をお考えのトラックはトラック買取業者を利用しない手はないでしょう。廃車するトラックを現金に換えることができる買取業者は、トラックや建機の買取を専門としている「トラック買取業者」です。

トラック買取業者は全国各地に自社の整備工場を構えており、トラック専門のプロのメカニックを多く揃えていますので修理や点検、トラック組み立てなど全ての作業を自社工場のみで行うことができます。

トラックを廃車するのに費用など一切必要ありません。仕事や作業でもお金を発生させてくれたトラックは、最後の最後までお金を発生させてくれる乗り物なのです。

0a9ceb0325f4a1507b2fbdb2ebaeec59_s ですので、もし廃車をお考えのトラックをお持ちでしたら複数のトラック買取業者の査定額を一度に比較することができる「一括査定サイト」を利用して、より高く買取ってくれるトラック買取業者に買取依頼することをお勧めします。