トラック買取ニュース!

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トラック買取でタイヤの擦り減りなどタイヤが与える査定への影響

トラックの売却を検討している方は、査定ポイントを対処してできるだけ高く売りたいと考えている方も多いと思いますが、「タイヤがすり減って溝がない」「タイヤ交換をした方がいいのか?」など、トラック買取でタイヤが査定にどのように影響するのかが気になっている方も少なくないと思います。

882e26b45697498ab5c2f0a1d7c21a06_sこの項目では、トラック買取査定でタイヤがすり減って溝がない場合の査定への影響や、トラックを売却する際のタイヤが与える査定への影響などについてわかりやすく解説していきます。


タイヤが擦り減って溝がない場合の査定への影響

トラック買取での査定チェックポイントして「足回り・下回り」という項目の中に「タイヤやホイールの状態」というチェックポイントがあり、当然タイヤの溝がない・少ない場合はマイナス査定になってしまいます。
タイヤに関する査定では、走行距離に関係なく「溝の深さ」と「スリップサイン」「インチサイズ」によってタイヤ1本ずつ評価されます。

タイヤの溝がどの程度擦り減っている場合にマイナス査定になってしまうのかというと、トラックタイヤは新品の状態で7mmから8mm程度あり、タイヤの溝の深さが5mm以上残っている場合は新品と同様の性能を保つことができますのでプラス査定となります。

また、タイヤの溝の深さが「2mmが標準」とされ、溝の深さが1.6mm未満の場合やスリップサインが露出している場合はタイヤ交換の必要がありますので、マイナス査定になってしまいます。とはいってもタイヤの溝が2mm未満であればプラスマイナスゼロとなりタイヤの価値がないとされマイナス査定になります。

a0006_000565しかし、トラック買取査定では「タイヤは消耗品」として扱われますので、タイヤ交換費用以上にマイナスになることはありません。
タイヤの溝がない場合は減額されてしまうことは避けられませんが、大型トラックの場合タイヤ1本につき3万円程度が相場ですので、6本交換したとしても18万円です。

ですので、タイヤの状態がどれだけ悪くてもこれ以上の金額を買取価格から引かれることはありませんので、数百万もの高額な買取価格が付くトラックの場合はタイヤ自体が査定に与える影響は少ないですし、事故車のような評価落ちになることはありませんので心配ありません。

トラック買取のタイヤに関する査定の影響で質問が多いものとは

タイヤ交換をした方が査定額は上がるのか?

「査定を受ける前にタイヤ交換をした方がいいのか?」という質問が多くありますが、当然溝が残っていないタイヤはタイヤ交換費用がマイナスになってしまいます。

9db030c36a12a4f03d6d5a1834af9a79_sしかし、上記でも紹介したようにタイヤの影響でたとえ買取価格が下がってしまってもタイヤ交換費用より高くなることはありませんし、タイヤの価格以上に査定額が上がることもありませんので、トラック売却のためにタイヤ交換を行う必要はありません。

■激安タイヤに交換する場合は?

激安タイヤに交換することでタイヤの溝を確保して溝の少ないタイヤをつけている場合よりも査定額が上がるのでは、とお考えの方も多いようですが、激安タイヤを装着することで査定額が多少上がるかもしれませんが、激安タイヤ交換費用以上の査定アップはありません。

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤでの影響とは?

スタッドレスタイヤを装着したまま査定を受けてしまうとマイナスになってしまい、溝がない場合と同様タイヤ交換費用が差し引かれることになります。

74993bda9ab3081f205f00db3f5e595c_sですので、手間はかかっても標準のタイヤに交換しておくことをお勧めします。また、トラック買取業者の場合はトラックを処分することで不要になるスタットレスタイヤでも、溝がある程度残っている場合は同時に買取ってもらうことができます。

スペアタイヤの有無も査定に影響が!

スペアタイヤの有無も査定チェックポイントの一つですが、スペアタイヤが無い場合はもちろん、たとえスペアタイヤがあったとしても使用済みの場合はマイナス査定になってしまいます。

また、タイヤ1本がパンクしてスペアタイヤを装着しているケースで、「タイヤ交換してから査定に出すべきか?」とお悩みの方も多いようですが、タイヤ交換を行わずにスペアタイヤのまま査定を受けても査定額が変わることはありません。

もちろん、タイヤ1本分の減額とスペアタイヤを使用していることによる減額はありますが、タイヤの価格以上に査定額が下がることはありませんし、交換することでかえって損をしてしまう可能性がありますので、そのまま査定に出しても何の問題もありません。

しかし、ここで注意して頂きたいことが1点、スペアタイヤのまま査定を受けても何の問題もないのですが、問題はパンクした標準タイヤに装着されていたホイールです。

277d853b71f1c468a0bad8a894c4165a_s標準ホイールが無い場合はタイヤに加えてホイール分もマイナスになってしまいますので、査定を受ける際にはホイールが付いたパンクタイヤも一緒に引き渡すことを忘れないようにしてください。

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