トラック買取でトラブルにあわないための悪徳業者を回避する方法
最近では日本製トラックの需要が世界各国で急激に高まったことにより、先進国や発展途上国を中心に海外からのニーズがあり、トラック買取市場には多くのトラック買取業者が参入しています。
ほとんどのトラック買取業者は納得のいく買取を実現して頂くために、お客様の目線に立って様々サービスを用意している優良買取業者がほとんどです。しかし、優良買取業者がサービスを拡大していく一方で、様々なトラブルを発生させる悪質な業者が存在するのも事実です。
ですが、正しい優良買取業者の選び方の知識を身に着けておくことで悪徳業者にあたってしまいトラブルに巻き込まれることを避けることができます。
この項目では、快適なトラック買取を成功させるためにも、トラブル事例をもとに、トラック買取業者を選ぶ際に特に注意しておくべきポイントと、優良買取業者の選び方をご紹介致しますので、トラック買取業者選定の際の参考にしてください。
トラック買取のトラブル事例と注意しておくべきポイント
- 査定時にあるトラブル
「出張査定費用を請求してくるケース」
通常は、離島を含むどのようなエリアに出張査定する場合であっても出張費用無料が基本です。しかし、中には無料査定を主張しておいて買取契約が締結しない場合には主張費用を請求してくる業者もあります。
このような買取業者が悪徳業者であると一概に決めつけることはできませんが、優良な買取業者は買取契約が締結に関係なく、出張費用は無料ですし契約後のキャンセル費用も一切必要ありません。
ですので、その後のトラブルを避けるためにも、出張査定を受ける前に出張費用は一切必要ないのかを確認しておく必要があり、どのような理由であれ出張査定費用が一円でも必要な買取業者は利用しないことをお勧めします。
「色々な名目をつけて大幅な減額をするケース」
車輌に小さな破損や直した跡があるだけでも、事故車（修復歴車）扱いにして大幅な減額を行う悪徳業者もあり、高額な出張費用やキャンセル料をちらつかせて強引に買取契約締結にこじつける悪徳業者も存在します。
このような悪徳業者の特徴は、相場よりもはるかに高額な査定額を事前に提示して、利用者を喜ばせて現場での査定に持ち込むという手口が多く使われています。また、事故車の定義はトラックの骨組みであるフレームの交換や修復を行った車輌のみですので、買取の際には覚えておいてください。
優良なトラック買取業者の場合は、インターネット査定で記入したトラックの情報に、事故等の隠蔽や虚偽がない限り現場査定でも一切の値下げを行わないことを確約していますし、強引に査定を迫ってくることもありませんので、現場での査定をしつこく強引に迫ってくる業者には要注意です。
なお、すでにこのような被害にあって高額なキャンセル料や手数料を支払ったという方は、「消費者契約法第9条1条」により、その請求は無効とされますので、業者側に連絡して支払った法外な費用を取り戻すことができます。また、これに応じない場合は「消費者センターへの通報」や「弁護士への相談」を行うことで、ほぼ解決することができます。売却後にあるトラブル「会社ロゴを消さないで販売するケース」
業務用として使用されることが多いトラックは、会社の看板でもある会社ロゴをペイントしていることが多くあります。また、買取契約時にはロゴを処理して完全に消した後に販売することを約束しますが、中には会社ロゴを消さずにそのまま販売し、次の購入者もそのままの状態で使用していた所を目撃したというトラブル事例もあります。
このような悪徳業者は、お客様に対して「会社ロゴを消しましたのでホームページ上から確認することができます」などと、あたかも会社ロゴを消したかのように見せかけて、実はパソコンで画像修正しただけで、実際には会社ロゴを消さず、初めからそのつもりで販売することを前提とし買取を行っています。
優良な買取業者の場合は、利用者に安心して頂くために会社ロゴを消したことを郵送で証明していますし、実際にトラック本体を確認することもできます。
「名義変更を行わないで販売するケース」
トラック買取で非常に重要な項目が買取後の名義変更です。名義変更を行わずに次の購入者にトラックがわたってしまえば、そのトラックで駐車違反を行った場合は、警察からの出頭命令の書状が名義人に送られてしまいます。
また、最悪のケースとして次の購入者が当て逃げをした場合には、警察や裁判所からの出頭命令や裁判などによる被害弁済を名義人に請求されることもあります。
優良な買取業者は、名義変更の手数料をサービス（無料）で行っており、買取後の名義変更を郵送にて証明してから販売を行っていますが、悪徳業者は名義変更を行わずにそのまま販売しています。
悪徳業者の特徴と手口とは
悪徳業者はほとんどが決まりきった手口を使います。まず、悪徳業者の担当員は、違法スレスレまたは違法の手を使ってもでも契約書にサインさせるということを最大の使命として指示されていますが、その多くは、時期尚早に契約を取り付ける営業テクニックを身に着けていることも事実です。
さらに、最悪な業者のケースではトラック引き渡し後に姿をくらましてしまうといったものです。この場合はもちろん、トラックの買取代金の支払を受けることはできませんし、ほとんどは裏ルートを使って海外に流されてしまっていますので、警察に相談しても解決できる可能性は極めて低いです。また、多くの顧客をだまして、一定期間に大量のトラックを不正に手に入れてその後計画的に倒産するケースもありますが、どちらもトラックの持ち主にお金が一銭も入らない、極めて悪質な詐欺組織です。
悪徳業者の手口は決まって常套手段によるものです。あれこれの巧妙な手口を使ってトラックを不正に入手しようとすると思われがちな悪徳業者ですが、ほとんどの悪徳業者が同じ手口を用います。必ず実行する手口が依頼者を驚かせるような高額査定です。反対に言うと、悪徳業者の特徴を知っていればとても分かりやすい典型的な行動をとります。
高く売りたい、早く現金化したい、などという依頼者の心理を突いてきますので、こんなに高く売れるのかというレベルではなく、明らかにおかしいと思えるような高額見積りには要注意です。何度も言いますが、悪徳業者は契約書にサインさせてトラックを引き取れさえすればそれでいいのです。
インターネットが普及した現代では、情報量が少ない昔に比べ悪徳業者を避けるてだては揃っています。悪徳業者の単純な特徴や手口は簡単に把握することができますので、世間から孤立しつつある存在ではありますが、現在でも少なからず存在することは事実ですので、悪徳業者に引っかかってしまわないようにある程度の知識を見つけることは大切です。
また、今後はこれまでの常套手段を用いる単純な悪徳業者とは別に、手口が巧妙化したニュータイプの悪徳業者が登場するかもしれません。原則として、トラック高額売却は売りたいと思った時が一番の売り時です。高く売るためにも早く買取依頼するべきではありますが、あせらずじっくりと優良業者を選ぶことが高額買取のポイントです。
最も重要なのは悪徳業者を避けることではなく優良業者を見極めること！
悪徳業者にだまされてトラックを無償または激安で提供してしまうことはゼッタイに阻止しなくてはいけません。しかし、リスクヘッジが重要とは言っても、これらの情報を優良業者と悪徳業者に混合してしまえば、高額売却はもとよりトラックの売却すら困難になってしまいます。
優良業者の選定術を身に着けておけば自然と悪徳業者は回避できます。
しっかりとした買取業者であればホームページの作りがきちんとしていることが目立ちますが、その内容に会社所在地や電話番号、メールアドレスなどの連絡先が必ず明記されています。もし、この買取業者は大丈夫かと疑問に思う場合は、公式ホームページに記載されている住所を、Googleマップなどを活用して本当に所在しているのかチェックしてみるといいでしょう。
トラック買取業界の特徴として、テレビやラジオ等のメディアでおなじみの存在になっている業者であれば優良業者である可能性が極めて高いです。なぜかと言うと、このような業者の多くは業界トップレベルの買取実績と顧客満足度を誇り、それを構成するのに重要なトラック高額買取のための多彩な強みを持っているからです。
トラック買取において最も強みになる点として「海外販路」があることをご存知でしょうか？日本製トラックは海外から非常に人気があり、特に、価格が安く誰でも手軽に入手できる中古トラックは新車を上回る人気があります。さらに、海外販路を確保している優良業者に依頼できれば低年式や過走行はもちろん、事故車や故障車等であっても高額買取の期待が持てます。
しかし、業界最高額で売却するためには複数の優良業者の査定見積りを取り寄せなければいけません。とは言っても、最近は1番高く売れる優良業者を簡単に見つけることができる非常に便利なツールが流行しています。現在では、複数の優良業者の査定見積りを一度に取り寄せることができて、同時査定を行い価格競争させることで相場を超える査定額を得られるチャンスが大きい一括査定は高額売却には欠かせないツールです。
もちろん、査定見積りはメールのみで受けることができますので、査定額が気に入らなければ売却する必要はありませんし、業者とのやり取りも一切不要です。また、世間から人気のある優良業者ばかりがピックアップされていますので、安心して高額売却だけに集中することができます。トラックを本気で高く売りたいと思うのであれば、試しに一括査定を活用してみることをお勧めします。
